DERRUMBES『メスカルを飲む事でメキシコを巡る旅を』

-DERRUMBES-『メスカルを飲む事でメキシコを巡る旅を』

DERRUMBES（デルンベス） は、メキシコの真髄を巡る“味の旅”へとあなたをいざないます。
世界で最も生物多様性に富んだメスカルの原産地呼称。地域ごとに異なる個性が重なり合い、多彩なメスカルの世界を生み出しています。豊かな土壌や気候、更に多種多様なアガベの品種や伝統的製法が織りなす、メスカルを是非お楽しみください。

デルンベスの銘柄はそれぞれひとつの州を象徴しています。
その土地ならではの伝統やテロワール、味わいの個性を映し出すものを選び抜いています。、重なり合うことで、多彩で奥行きのある心を惹きつける体験を生み出しているのです。

銘柄の名前はそれぞれ造られた州の名前が付けられています。その土地ならではの伝統、テロワール、そして味わいのスタイルを映し出しています。

メスカルってどんなお酒？

原材料のアガベの品種は200種類以上あり、ブルーアガベのみを使用するテキーラとの一番の違いは、
「200種類以上あるアガベのどの品種を使ってもよい」という点です。実際のところ、メスカル使われているアガベは50種類程度です。

デルンベスは銘柄によって違うアガベの品種を使っており、それによって同じブランドでありながら各州の特徴を感じられる味わいになっています。
その異なった魅力のある6本を飲み比べながらメキシコに思いを馳せると、ブランドコンセプトの通りメキシコを旅しているような感覚が楽しめると思います。

-DERRUMBES- それぞれの特徴は？

・OAXACA -オアハカ- 品種：エスパディン、トバラ

オアハカは、一番メジャーなメスカルの生産地。代表的な品種であるエスパディン70%と野生種のトバラ30%使用。
特徴として木桶で発酵する際にする際にプルケを4%ほど加えています。
味わいはアガベらしい青々しさとメスカルらしいスモーキーさを味わえる。ザ・メスカルといった味わい。

・SAN LUIS POTOSI -サンルイスポトシ- 品種：サルミアナ

サンルイスポトシ州のチャルカスという乾燥した砂漠地帯の近くで造られています。野生品種サルミアナを使用しています。
アガベを加熱する際に木ではなく乾燥させたペンカス（アガベの葉）やキオーテ(花を咲かせるアガベの幹)を使用します。こうして生まれたのが、その風土を反映した、他に類を見ないユニークなメスカルです。
香りが良く、乳酸感や花のようなニュアンスが感じられ、味わいはピーマンやハラペーニョを思わせる青々しい苦味とアガベの濃い旨みが感じられます。

・DURANGO -ドゥランゴ- 品種：ドゥランゲンシス

ドゥランゴ州に自生する野生のドゥランゲンシスを使用。地元ではセニソ(灰)として知られています。
フルーティーさと活気に満ち溢れた味わいが特徴。
香りは土埃の大地を連想させ、スモーキーさの中に甘酸っぱい香り。味わいは黄色い果実の甘み、柿やマンゴーのニュアンス、ほんのりベジーな印象も。

・ZACATECAS -サカテカス- 品種：アガベアスル

サカテカス州ウイツィラ村で、テキーラに使われるアガベアスルで造られている。
ピットロースト(地中を利用した石窯でアガベを加熱)、タオナ(石臼でアガベジュースを絞る)、自然発酵などクラシカルな工程で造られています。
香り穏やか、スパイシーさとアガベの苦味のバランスが良いです。ハーバルなニュアンス。

・MICHOACAN -ミチョアカン- 品種：クプレアタ、イナエキデンス

フルーティーな酸味が特徴のクプレアタ、500kgから6kgしかお酒を造れない希少種のイナエキデンスを使ったメスカル。どちらの品種もミチョアカンを象徴するアガベです。
試飲会で一番人気のあるメスカル。
香りは赤土に大地と甘みのある酸味が感じられ、味わいは豊かな甘みの中にチェリーや杏子、スモークのニュアンスが感じられます。

・GUERRERO -ゲレーロ- 品種：クプレアタ
クプレアタのレアな亜種を使用しております。
ジャングルの中にある蒸留所で造られるこのメスカルは雨期には稼働をしておらず（年間6割ほど稼働可能）、生産数が非常に少なく限定生産品となります。
木製蒸留器を使用していることが特徴で、その木はいまだに生きており2年のサイクルごとに味わいに変化があるそうです。(生きている木の中にフィリピン式蒸留器が入っているそうです)
旨みの乗った苦味と野性味、複雑味が特徴です。
ロットによって味わいの違いが大きいメスカルの中でもひと際今を楽しめるボトルとなっています。