フォルタレサ スチルストレングス ブランコ FORTALEZA STILL STRENGTH BLANCO
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【FORTALEZA スチルストレングス】はこんなお酒!-tamotito's memo-
・蒸留後に一切水を加えていないのでアガベの風味がしっかりと感じられる。
・ハイプルーフでクオリティの高いブランコが好きなら絶対買うべき。
蒸溜後一切加水をしないスチルストレングスでボトリングしたブランコタイプのテキーラです。
フォルタレサでは古い銅製のポットスチルを使用しており、アルコール生産効率が低く、生産効率よりもアガベの旨みが残った味わいに重きを置いているため、55%ぐらいといわれている一般的なスピリッツの採取度数より低い46.0%で採取しています。
そのため、アルコール度数40%の通常製品でさえも加水量が少なく、アガベの風味がたっぷり詰まっていますが、スチルストレングスは無加水の為、アガベの風味がさらにダイレクトに感じられます。
色は無色透明。香りはグリーンオリーブ、グレープフルーツ、加熱したアガベ、ややアーシー(土っぽい)さがあります。味わいはバタリーで、通常のブランコよりも一層アガベ感があり、オリーブ、パプリカなどの植物系の味わいとバニラの甘みが心地よく広がるプレミアムテキーラです。
【テキーラ造りの名門サウザ家5代目が復興させた伝統的かつ最高峰のテキーラ】
ブランドヒストリー
フォルタレサ蒸溜所は、元々サウザ家が所有していた3つの蒸溜所のうちの1つで、1968年に閉鎖。その後、ミュージアムとして保存され、1976年にテキーラ「サウザ」ブランドと2つの蒸溜所を売却した後も、同蒸溜所は、アガベの農園と共にサウザ家が所有し続けていました。
サウザ家5代目のギレルモは、1999年にこの蒸溜所の再建に踏み切り、2005年に100%アガベのプレミアムテキーラ「フォルタレサ」をリリース。時間が短縮できる近代的な製法ではなく、100年以上もの間、受け継がれてきた伝統的で手間の掛かる製法でつくられた「フォルタレサ」は、今や世界中から注目の集まるプレミアムテキーラとなり、世界106のバーが選ぶドリンクス・インターナショナルの「ANNUAL BRANDS REPORT2018」では、テキーラ部門でTOP10に選ばれています。
【原料へのこだわり】
バジェス地方のテキーラで主に使用されるアガベの球茎部(ピニャ)の重さは約45kgですが、フォルタレサで使用されるピニャは時に重量110Kg以上にもなります。その分アガベの生育に年数を要しますが、出来上がったテキーラはバジェス地方の辛味の多いテキーラとは異なり、辛味の少ない柔らかな味わいになります。
製法
ピニャの糖化は、近代的な「アウトクラベ(蒸気圧力窯)」では8時間で済みますが、昔ながらのレンガ造りのオーブン「マンポステラ」で30時間もの時間をかけて加熱することで、アガベ特有の青さが減り、香りにバター様のアロマが加わります。
糖化されたピニャは「タオナ」と呼ばれる今ではほとんど見られなくなった珍しい石臼で、約7時間かけてゆっくりと搾汁。ほとんどの蒸溜所で使用されているシュレッダー機はバガスといわれる繊維質を細かく切断してしまいますが、「タオナ」は繊維質を壊さないため、テキーラに不必要な雑味が加わりません。
発酵槽はステンレスではなく昔ながらの木製で、テキーラに独特な風味を与えてくれます。バガスを取り除いたモスト(糖液)のみを3日半かけて自然発酵。蒸溜は銅製のポットスチルによる2回蒸溜。熟成にはチャーを施したバレルを使用しています
| ブランド | FORTALEZA (フォルタレサ) |
| 熟成度 | ブランコ |
| 蒸留所 | テキーラ・ロス・アブエロス |
| 所在地 | ハリスコ州ロスヴァレス |
| アガベ栽培地 | ハリスコ州テキーラバレー |
| NOM | 1493 |
| アルコール度数 | 46% |
| サイズ(幅×奥行×高さ) | |
| 内容量 | 750ml |
| 原料 | 100% Agave |